製造業界の営業・マーケティングツールの利用に関する実態調査

株式会社マーケライズは、製造業界の営業・マーケティングツール(以下に記載した9つのツール)の利用に関する実態調査を2024年10月に実施いたしました。

  • SFA
  • CRM
  • MA(マーケティングオートメーション)ツール
  • 一斉メール配信ツール
  • 名刺管理ツール
  • 生成AIツール
  • SNS/広告ツール
  • SEOツール ※検索エンジン表示順位を上げるための支援ツール
  • 分析ツール

約9割の企業が何らかの営業・マーケティングツールを利用していると回答。半数以上が、各ツールの業務における役立ちを実感しています。特に役立っている機能や、何を重視してツールを選定したのか、などをご回答いただきましたので、各社の傾向として、ぜひ調査結果をご覧いただければと思います。

アンケート結果のダウンロードはこちらから

製造業でのツール利用状況ランキング 1位は「メール配信ツール」で約6割の企業が利用、次いで名刺管理ツールも半数以上の企業で利用中

今回調査にご協力いただいた135社のうち、いずれのツールも利用していない企業は9.6%に留まり、約9割の企業ではなんらかの営業ツール・マーケティングツールを利用していることがわかりました。
今回の調査結果では、前回2023年調査時と同様に「一斉メール配信ツール」の利用が最も多く、63.0%、次いで「名刺管理ツール」が57.8%となりました。「一斉メール配信ツール」は、一斉配信ができ、情報の周知が簡単かつ早くできるという利点や定期的な配信で認知度アップのために利用しているとの回答がありました。「名刺管理ツール」に関しては、名刺撮影でテキストデータ化される、組織内で共有できるなどの利点が挙げられました。

生成AIツールの利用率高まる 2023年調査比で約21ポイント増

生成AIツールの利用率は、前回の調査(2023年)では14.5%だったのに対し、今回の調査では35.6%と、直近1年で約21ポイント増加しました。この急成長は、生成AIツールが日常業務において実用性を高めていることを示しています。

利用者が挙げた主な活用例としては、以下のような具体的なタスクが挙げられます。

  • 長文の要約:大量の情報を短時間で整理する際に活用
  • 資料作成のたたき台:プレゼン資料や企画書の初稿作成に利用
  • メール文のチェック:トーンや文法の調整を行い、より洗練された文章に仕上げる
  • 商品説明文の草稿作成:マーケティングや公式サイトでの説明文作成に応用

これらの具体例は、生成AIツールが業務の効率化だけでなく、質の向上にも寄与していることを物語っています。今後さらに利用シーンが広がることが予想されます。

メール配信ツールでは8割強がツールの役立ちを実感、MAツール、名刺管理ツールでは8割弱

とんどの営業ツール・マーケティングツールにおいて、利用者の半数以上が「役に立っている」と回答。「一斉メール配信ツール」は84.7%、「MAツール」では78.8%、「名刺管理ツール」では78.2%が「役立ち」を実感しており、利用企業が多い理由が窺えます。

「分析(アナリティクス)ツール」、「SNS/広告ツール」に対する役立ちの実感度は、他のツール比べ低い結果となりました。「分析(アナリティクス)ツール」の主な課題として、利用者からは「使い方が難しく、使いこなせない」、「傾向だけは分かるが、その先手が足りずそのままになっている」という声が寄せられています。ツール自体の機能の優位性は認められているものの、利用者がスムーズに活用できる仕組みやサポートが不足しているのかもしれません。ユーザー教育の強化や、より直感的な操作性の向上が今後の課題となりそうです。

また同様に役立ち実感度が低い結果となった「SNS/広告ツール」ですが、利用者の声として「効果がわかりづらい」「BtoBでは効果が薄い」などの意見が挙げられました。また、製造業の製品には仕様や技術的な特徴が長文になったり、詳細な資料が必要であったりと、SNSの短文形式や広告では伝えきれないことも効果が実感できない要因の一つではないでしょうか。一方、役立ちを実感している企業の意見としては、「認知度のアップ」「ライトなエンゲージメント向上」に役立っているとの意見がありました。

営業ツールやマーケティングツールは、業務の効率化だけでなく、データを活用した精度の高い意思決定や、顧客接点の拡大を支援する手段として注目されています。一方で、「ツール間の連携が複雑」「社内リソースの不足」など、課題も浮き彫りになっています。こうした状況を改善するには、ツール活用の成功事例を社内で共有し、導入の目的と成果を関係者間で明確にすることが重要です。特に、ツール活用による長期的な効果を示すことで、意思決定者の理解を深め、ツール導入への道が開かれると期待されます。

アンケート結果につきましては、下記ボタンよりダウンロードが可能です。ご参考にぜひ、ご覧いただければと思います。

【調査概要】

調査期間:2024年10月7日(月)~31日(木)

調査方法:インターネット調査

調査対象:製造業を主とする企業の営業・販促担当者

有効回答:135名

調査企画:株式会社マーケライズ

アンケート結果のダウンロードはこちらから


現在、急速に変化する市場環境の中で、従来の営業・販促活動では競争力を保つことがますます難しくなっています。顧客ニーズの多様化やデジタル化の進展を背景に、効率的かつ効果的なプロモーション手法の導入が求められています。MRCは、展示会の名刺・参加者リストを活用した効果的な見込み客の掘り起こしを実施して、検討段階にある有望見込み客の自動抽出を可能にしています。Webフォーム機能、WEBアクセス解析機能、ホームページからの問合せ情報をデータベース化、メールマーケティング機能も備え、営業・販促活動を効率化します。ツールと併せ、製造業の営業・販促を熟知したスタッフによる運用サポートにより、成果が出やすい仕組みを提供します。

● ホームページを最大限活用して、Webからの引合いをアップさせる

● 名刺・顧客リストをデータ化して、Push型のメールマーケティングを実施する

● 様々なニーズの顧客に合わせたコンテンツを用意して、ナーチャリングを実践する

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