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もうセミナー集客には悩まない! セミナー集客の王道を教えます

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セミナーの集客はどうやればいいのか? どのような方法が効果的なのか? 悩まれる場合も多いかと思います。セミナー集客にはまず押さえておきたい王道があります。今回はそのようなセミナー集客のベースとなる基本的な集客方法とそのポイントをご紹介します。

セミナー集客の前に確認しておきたいこと

セミナー集客の前にまず対象のセミナーが本当に目指す人数を集めることができるものなのかを確認しておく必要があります。とてもそんな数を集客することができないような内容や企画ならそもそもセミナー自体の中身を再考する必要があります。

セミナーのコンセプトやターゲットは明確に定められているか?

例えば「新技術」に関するセミナーを開催するとしても、実際に伝えたい事や内容によってターゲットは大きく異なるはずです。「どんなことを伝えて、誰のために役立つ」セミナーなのか、しっかりとコンセプトづくりをしておかなければ、誰にどのように訴えれば良いのかが分かりませんので、効果的な集客は難しくなります。

目標とする人数を集客できるような内容や講師を準備・手配しているか?

セミナーの中身は、その内容と誰が講師を務めるのかで決まります。多くの人に響く内容を用意し、知名度やカリスマ性のある人物が講師の場合は多くの人を集めることが期待できます。反対にニッチな内容や知名度の無い講師で多くを集めることは難しくなります。希望的観測ではなく客観的に判断しましょう。

セミナー開催場所は適切か?

不便な場所やセミナー内容にそぐわないエリアでの開催は、集客が困難になります。

開催日程や日時、曜日などが適切か?

例えば特殊な場合を除いて年末年始や夏期休暇などの休業日が続く期間はビジネス系セミナー開催には向きません。またターゲットが多忙だと想定される時期(会社員の場合は年度末など)も避ける必要があります。また、開催時刻や曜日によっても人の集まりが大きく異なりますので、ターゲットの行動特性などを理解した上で日程等を定めなければ効果的な集客が難しくなります。

効果的なセミナー集客の方法

それでは具体的にどのような集客方法が効果的なのかを見ていきましょう。

メール告知&セミナーページによる集客

メルマガ購読者などを含む、すでに接点がある見込み客や既存顧客を対象に集客する場合は、メールで告知し、あらかじめ作成しておいたセミナー紹介ページに誘導するのが最も費用対効果が高く王道と言えます。誰に、いつ、どのようにアクションすればよいのか、告知文面や告知タイミング、ターゲティングに関しては十分に練る必要がありますが、メールの場合は、1件あたりの送信コストが極めて安価なこと、対象者のプロフィールや特性によって細かなターゲティングが可能なことなどから費用対効果も高くなることが期待できます。

メールで集客する場合のポイントは、ターゲットの興味を引くメールタイトルや文面を作成することです。ターゲットの持つ課題や興味を引きそうなキーワードなどしっかりと調査してメールを作成しましょう。また、初回に開催告知を行い、徐々に詳細を紹介。直前にリマインドするなど段階的なアプローチも非常に効果的です。いつ、どのようなアプローチが効果的なのかを十分に考えて戦略を立てることが重要です。

簡単にターゲティングやメール送信、ページ作成まで一括で行えるシステムが比較的安価で提供されています。それらのシステムでは誰が申し込んだのかなどの追跡データも容易に取得できるので継続的にセミナーを開催するなら導入を検討したほうが良いでしょう。

各種ネット広告&セミナーページによる集客

費用対効果の高いメールでの集客の最大の弱点は、事前に何らかの接点が無い限りはアプローチできないことです。まったくの新規見込み客にはアプローチできません。新規見込み客に対する集客は、ネット広告が中心になります。

セミナー集客では、特定のキーワードで検索された場合に表示させる「リスティング広告」や、特定のWebサイトや共通の特性を持つWebサイトにバナーを表示させる「ディスプレイ広告」、ニュースサイトやSNS上のタイムライン上に表示する「インフィード広告」などのネット広告が使われます。

リスティング広告は検索キーワードによってターゲットを絞り込むもので、ディスプレイ広告やインフィード広告は、ターゲットの行動やプロフィールから絞り込むものですので、広告予算を考慮しつつ絞り込みやすい方法を選択するのが良いでしょう。

ここでのポイントはターゲティングと広告の文面やデザインなどのクリエイティブです。まず、セミナー集客で狙うターゲットと実際に広告が表示の対象となるターゲットがしっかりマッチしているかどうかが鍵となります。そして、そのターゲットに強く訴求する広告文面と視覚表現を作り出せるかどうかが勝負の分かれ目です。

ネット広告全般のメリットとして、広告効果を確認しながら出稿予算などをリアルタイムで調整できますので、効果を細かくチェックしながら予算の選択と集中を行うことでさらに費用対効果が上げることができます

SNSを活用した集客

SNSでの集客も積極的に展開しましょう。日頃からSNSをうまく活用している場合は非常に効果的ですが、たとえそうでなくても一定の告知効果は望めます。FacebookやTwitterなどそのメディアに合わせたメッセージを作成し、詳細は上記で利用した専用セミナーページへ誘導するようにすれば、最低限の工数で済ますことができます。

SNS全般の傾向に合わせて、より身近な話題として訴求していくと効果的です。また、準備状況を逐次報告し、あえて内容の紹介を小出しにするなどストーリー性を持たせる展開していくことも効果的です。

その他の集客方法

その他にも専門雑誌などへの広告出稿、DMまたはファックスDM、イベントなどでのチラシ配布、電話による直接アプローチなどさまざまなは集客方法があります。いずれもそれぞれの媒体特性とターゲット特性によって判断します。

まとめ

  • セミナー集客の前に、セミナー自体のコンセプトやターゲット、場所や時期などが適切に設定されているかどうか確認する必要がある
  • メールによる集客は1件あたりの集客コストが安いのが特長。ターゲティングやタイミング、集客時の文面などがポイントになる
  • ネット広告は新規見込み客へアプローチできるのが特長。広告ターゲッティングとクリエイティブがポイントになる
  • SNSでの集客は、活用するメディアの特性に合わせてうまく訴求することで効果的に集客できる

ここではセミナー集客の王道として代表的なものを取り上げましたが、コストや工数が許す限りありとあらゆるメディアや機会、人脈などを利用して集客していくのが良いでしょう。

[集客] もうセミナー集客には悩まない! セミナー集客の王道を教えます

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