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確実に集客に結びつけるための、セミナー集客LP・WEBページ作成方法

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セミナーの集客を行う場合、各種広告への出稿や、メールなどで告知するのが一般的です。このような方法で集客する場合には特に対象セミナー向けのLPやwebページが重要になります。広告やメールなどでは、スペースや表現に制限があるために、ある程度ポイントだけ説明したり訴求したりした後に、詳細や申し込みは専用のLPやwebページに誘導する方法が一般的です。また、そうすることで広告効果を測定できるという副次的効果もあります。今回はそのようなセミナー集客LP・webページ作成のポイントを解説します。

セミナー集客LP・webページの目的

効果的に集客するためには、集客LP等が次のような目的を果たす必要があります

  • 対象セミナーの内容をできるだけ素早く、かつ着実に理解してもらうこと
  • 対象セミナーの魅力やベネフィットを効果的に訴求し、受講したいと思わせること
  • スムーズに申し込み手続きにつなげること

その他、出稿する広告の特性やメールで告知する際の対象層別にターゲット層別にそれぞれ集客LP等を作成するという戦略も有効です。

ページ内に必要な項目・構成要素

次に、集客LP等のページ内にはどのようなことを表記しておけばよいのか、その項目・構成要素を見ていきましょう。まずざっと見ると次のような要素が必要になります。

  • キャッチコピー
  • セミナー名
  • 開催日時、会場、費用
  • セミナー概要、想定対象者
  • プログラム詳細
  • 講師紹介
  • 主催者企業情報、問い合わせ先
  • 申込方法、キャンセル方法、個人情報保護について
  • 申し込みフォーム

集客LP・webページの項目・構成要素作成のポイント

キャッチコピー、セミナー名

LP等で冒頭に置かれるのが、キャッチコピーとセミナー名です。キャッチコピーは、対象のセミナーを受講して得られるベネフィットを簡潔に表現しましょう。また受講ターゲットを意識することも重要です。また、セミナー名は予め決まっているはずですが、最初にセミナー名を決める際に、LPやwebページを含めさまざまな箇所で告知やアピールする前提で、キャッチコピーの一部として考えておくと集客のために有効に働きます。例えば、「効率的に人を集めるための集客セミナー」では、少し魅力が伝わりにくいので、より具体的に「コストをかけずに人が集まる! 集客効率化セミナー」などのような直接的なメッセージの方が伝わりやすくなります。

開催日時、会場、費用

LP等をご覧いただいた方が参加可否を判断しやすいように、開催日や会場、費用などを早めに明記しておきます。セミナー内容詳細を確認した後に、やはり日時が合わないから受講できない、などの残念な思いをさせないように気を遣うことも大切です。また、参加費無料の場合は、それ自体が訴求ポイントになりますので、そのことがしっかりと目に留まるようにしておきましょう。さらに会場の地図や行き方を掲載するのが今では常識となっています。

セミナー概要、想定対象者

上記のキャッチコピー、セミナー名を受けた形で具体的なセミナー内容を簡潔に説明します。単純に「どのような内容か?」を説明するだけではなく、そのセミナーはどのような対象を想定しており、受講者にどんなメリットをもたらすかを端的に示す必要があります。概要を読んだ読者が自分の業務などに照らし合わせて具体的に役に立ちそうなイメージを持ってもらうことができるような内容にしましょう。

プログラム詳細、講師紹介

個々のプログラムの内容を紹介します。ある程度具体的にどのような内容になるのかを紹介しておいた方が、読者の興味を引くことが多くなります。未定の場合はいつ頃決定する予定かを掲載しておくのが良いでしょう。またできる限り講師紹介の欄も入れておきましょう。著名人の場合は紹介すること自体に集客効果がありますし、署名人ではなくても講師の人となりを紹介しておくことは読者の興味を引くことになります。仮に1セッションしかない場合は、概要と一緒の欄に掲載してしまっても構いません。

主催者企業情報、問い合わせ先

セミナーの信頼性を担保するために、主催者である自社の企業情報や問い合わせ先をしっかりと掲載しておきましょう。セミナーの訴求につながる自社関連情報(事業内容や沿革、加盟団体、社会活動等など)があれば併せて記載しておきます。

申込方法、キャンセル方法、個人情報保護について

最後のゴールである「申し込み」にスムーズに導くために、申し込み方法と併せてキャンセル方法なども分かりやすく記載しておきます。また個人情報保護方針も掲載しておくことで個人情報登録に対する不安感を軽減することができます。個人情報保護方針については自社の該当ページへのリンクなどでも結構です。

申し込みフォーム

申込時の離脱は意外と大きいものなので、申し込みフォームの入力内容はできるだけシンプルにして、氏名、メールアドレス、会社名程度にしておきましょう。電話番号の入力を嫌う場合もありますので、特に必要なければ思い切って省きます。その他「セミナー時に特に聞きたいこと」などのアンケートを任意で入力できるようにしておくと、参加者のニーズ情報を得ることができます。また、LP等のページ長が長い場合は中間地点に申し込みフォームへのリンクボタンを設置しておくとよいでしょう。

まとめ

  • 集客広告やメールでの告知する際に専用のLPやwebページへ誘導することで、着実にセミナーの情報を提供できる
  • セミナー用のLP等は、対象セミナーの魅力を訴求し速やかに申し込みにつなげる目的がある
  • セミナー用LP等の目的を果たすために必要な掲載項目には、キャッチコピーやセミナー名、概要、主催者情報や申し込みフォームなどがある

セミナー集客用のLPやwebページは、セミナー集客における中心的な役割を果たします。過剰なコストをかける必要はありませんが、内容はしっかりと企画段階から作り込みを始めるのが良いでしょう。

[LP] 確実に集客に結びつけるための、セミナー集客LP・WEBページ作成方法

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